韓国語の連音化とは？発音変化の仕組みを初心者向けに解説【LESSON9】

韓国語には 連音化（연음화） という発音変化があります。
これは、パッチム（받침＝文字の下に来る子音）の後に母音が続くと、パッチムの音が次の母音に移って読まれる現象 です。

【基本ルール】1文字のパッチムが連音化する

「パッチム＋ㅇ（無音子音）」のとき、パッチムの音が次の母音に移ります。

パッチムが「ㅇ」の場合は、そのまま発音され、連音化しません。

例外1：パッチム「ㅇ」は連音化しない
単語	発音	意味
병원	[병원]	病院
공원	[공원]	公園

パッチム「ㅎ」は 発音せずに脱落 します。

例外2：パッチム「ㅎ」は脱落
単語	発音	意味
좋아요	[조아요]	いいです
놓아요	[노아요]	置きます

二重パッチム（ㄳ, ㄵ, ㄶ, ㄼ など）は、左側が残り、右側だけが次の母音に移る のが基本ルールです。

※ ただし、ㄲ・ㅆ の場合は 全部まとめて移動 します。

ㄹを含むパッチムは特殊な変化が起こります。

連音化の特例：ㄹ系の連続
単語	発音	意味
끓어요	[끄러요]	沸き

ㄲ・ㅆ は 1文字で1つの音 として扱われるため
部分的に移動せず そのまま全部移動 します。

合成子音パッチムの連音化
単語	発音	意味
했어요	[해써요]	しました
있었어	[이써써]	あって

こちらは、単語によって例外が多く存在するため、出てきた単語の発音をその都度確認して慣れていく必要があります！

でも、ある程度感覚を掴んでいけば、自然にできるようになっていきます！