「입니까(イムニッカ)」は、韓国語で「〜ですか?」というフォーマルな疑問文を作るときに使う表現です。本記事では、「입니까/습니까」の意味と使い分け、作り方の手順、韓国語基本文法の疑問文の作り方を解説します
基本形「이다」+「ㅂ니까」
文法的には、指定詞 「이다」(〜だ)に疑問を表す語尾 -ㅂ니까 をつけた形です。
- 학생입니까?(学生ですか?)
- 회사원입니까?(会社員ですか?)
名詞+이에요(パッチムがある場合)
名詞の最後にパッチムがある場合は、
後ろに 이에요(イエヨ) をつけて「〜です」「〜ですか?」を表します。
- 선생님이에요.(先生です。)
- 사무실이에요.(事務室です。)
名詞+예요(パッチムがない場合)
名詞の最後にパッチムがない場合(母音で終わる場合)は、
後ろに 예요(イェヨ) をつけて「〜です」「〜ですか?」を表します。
- 커피예요.(コーヒーです。)
- 이것은 뭐예요?(これは何ですか?)
-입니다(ハムニダ体)と-예요 / -이에요(ヘヨ体) 使い分け
韓国語では「〜です」を表す表現に、-입니다(ハムニダ体)と-예요 / -이에요(ヘヨ体)の2種類があります。どちらも丁寧な言い方ですが、使う場面や印象が少し異なります。
| 区分 | -입니다 | -예요 /이에요 |
|---|---|---|
| 丁寧さ | フォーマル | ややカジュアル寄り |
| 雰囲気 | 公的・フォーマル・敬語重視 | 日常的・自然体・やわらかい敬語 |
| 使いどころ | 面接・ビジネス・スピーチ・アナウンスなど | 会話・お店・同僚や友人とのやりとり |
明らかにフォーマルな場面(面接、初対面、ビジネスなど)で「-이에요/-예요」を使うと、少し軽く聞こえてしまうことがあります。迷ったときは「-입니다」を使う方が無難です。



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