この記事は、韓国語で「말하다」と「이야기하다」の違いを知りたい方に向けて書かれています。
韓国語の会話でよく登場する「말하다(話す)」と「이야기하다(話をする)」は、日本語ではどちらも「話す」と訳されますが、使い分けには微妙な違いがあります。特に日常会話やTOPIK対策ではニュアンスを正しく理解しておくことが大切です。本記事では、「말하다」と「이야기하다」の意味の違い、使い分けのポイント、カタカナと例文つきでまとめて徹底解説します。
「말」と「이야기」の名詞としての違い
名詞 | ニュアンス | 関連動詞 |
---|---|---|
말 | 幅広い意味を持つ一般的な「言葉」 尊敬語は 말씀(お言葉) |
말하다 (言う/話す) |
이야기 | ストーリー性ややり取りのある 「話、物語」のニュアンス |
이야기하다(話す/語る) |
말하다 の特徴

말하다 は、主に「言葉を口にする」「発言する」といった行為そのものを表す表現です。
自分の意見や感情を相手に伝えるときに使われるほか、相手がいない場面、つまり独り言のような状況でも用いることができます。
이야기하다 の特徴

이야기하다 は、「会話する」「語る」といったニュアンスを持ち、やり取りやストーリー性を含む表現です。
基本的に相手との対話が前提であり、一言二言のつぶやきのような短い発話には使えません。
ちなみに、話し言葉では、이야기の縮約の 얘기 もよく使われます。
말하다 と 이야기하다 の使い分け例文
彼は将来のことを話した
どちらも自然に使える。
- 그는 미래에 대해 말했다.
- 그는 미래에 대해 이야기했다.
彼は「はい」とだけ答えた
短い発話なので 말하다 が自然。
- 그는 “네“라고 말했을 뿐이다.
母が子どもに「宿題したの?」と聞いた
疑問文を引用するときは 말하다 を使う。
- 어머니가 아이에게 숙제했느냐고 말했다.
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