韓国語の文字「ハングル」は、
子音と母音を組み合わせて一つの文字(音節)を作る仕組みになっています。
この記事では、イラストにある 組み合わせパターンを前提に
ハングル文字の成り立ちをわかりやすく解説します。
ハングルは「ブロック体」
日本語のひらがなやカタカナは一文字ごとに独立しています。
一方でハングルは、「子音+母音」=1つのブロックとして文字が構成されます。
たとえば「가(カ)」は、
- 子音 ㄱ(k音)
- 母音 ㅏ(a音)
を組み合わせて作られた一文字です。
基本の組み合わせパターン

イラストの通り、ハングルは大きく次のような組み合わせで構成されます。
最初の2パターンは「子音+母音」だけでできる基本形。
さらに子音を下に加えて「子音+母音+子音」となる形があります。
この最後の子音を 「パッチム(받침)」 と呼びますが、パッチムについては次回でもう少し詳しく解説します。
母音の形で配置が変わる
- 縦型母音 → 子音の右に配置
- 横型母音 → 子音の下に配置
母音の形によって文字ブロックのレイアウトが決まるのが、ハングルの大きな特徴です。
実際の例を見てみよう
組み合わせ | 文字 | 読み方 |
---|---|---|
子音+母音(縦型) | 가 | ka |
子音+母音(横型) | 고 | ko |
子音+母音+子音(縦型+パッチム) | 각 | kak |
子音+母音+子音(横型+パッチム) | 곡 | kok |
まとめ
今回は、ハングルの構成の基礎を見ていきました。
組み合わせのパターン4種類の通り、流れをつかめばだんだん慣れていくと思います。
次は、韓国語の学習を開始すると少し難しく感じるパッチムについて
[ハングル初心者講座] LESSON6 パッチムって何?仕組みを理解しよう で説明していきます!
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