[ハングル入門①] 韓国語の母音をマスターしよう!

ハングル入門

この記事は、韓国語の母音をこれから勉強したい初心者の方に向けて書かれています。
ハングルが読めるようになる講座の1回目です!

韓国語の学習を始めるうえで欠かせないのが「母音」の理解です。母音を正しい書き順で覚えることは、文字をきれいに書く第一歩。また、ネイティブのような自然な発音を身につけるためには、発音のコツを押さえることも大切です。

本記事では、韓国語の母音を「表」で一覧しながら、正しい書き順・発音のコツまで、初心者にも分かりやすく解説していきます。

ハングルの母音一覧表

まずはハングルの母音を一覧で確認しましょう。
母音の形・ローマ字・日本語での発音を横に並べることで、全体像がつかみやすくなります。

韓国語の基本母音一覧(母音・ローマ字表記・発音)
母音 ローマ字表記 日本語
a
ya
eo
yeo
o
yo
u
yu
eu
i

母音は単体では読めないため、必ず子音と組み合わせます。
ここでは 発音を持たない子音「ㅇ(イウン)」 をつけて実際に声に出してみましょう。

韓国語の母音「아(a)」は、口を大きく開けて発音します。
下あごをしっかりと落とし、口を縦に開くことを意識しましょう。
日本語の「あ」とほぼ同じ音ですが、韓国語ではやや口の開きが大きく、明瞭に響くのが特徴です。

韓国語の母音「야(ya)」は、「ㅏ」と同じように口を大きく開けて発音します。
軽く「イ」から「あ」へと流れるように発音し、英語の y のような滑りをつけるのがポイントです。
「いゃ」と二拍で発音せず、一拍で自然に「や」と発音しましょう。

韓国語の母音「오(o)」は、口を縦に開けて発音します。
口をすぼめず、自然に開いたまま声を出すのがポイントです。
日本語の「オ」よりもやや奥で、低めに発音します。
「オの口でアを出す」イメージです。

韓国語の母音「요(yo)」は、日本語の「ヨ」よりも口を大きく開けて発音します。
唇をすぼめすぎず、自然に開いた状態を保ちましょう。
喉の奥から響かせるようなイメージで発音します。

韓国語の母音「ㅗ(o)」は、唇を丸くすぼめて発音します。
口を前に突き出すようにして、しっかりと丸い形を作るのがポイントです。
似た音の「ㅓ(eo)」との違いは唇の形です。
「ㅗ」は唇を丸め、「ㅓ」は唇を丸めずに発音します。

韓国語の母音「ㅛ(yo)」は、唇を丸くすぼめて発音します。
「ㅗ」と同じ口の形で、軽く「y」の滑りを加えるのがポイントです。
日本語の「ヨ」に近い音ですが、唇をよりしっかり丸めて発音します。

韓国語の母音「ㅜ(u)」は、唇を前にすぼめて発音します。
しっかりと口を突き出し、丸い形を作るのがポイントです。
音は前方に向かって出すように意識しましょう。
日本語の「ウ」よりも、やや前で響かせるのが特徴です。

韓国語の母音「유(yu)」は、口を丸くすぼめて発音します。
唇を日本語の「ウ」の形から、横にやや広げるようにしながら発音するのがポイントです。
下あごを少し前に突き出すイメージです。

韓国語の母音「으(eu)」は、口の両端を左右にできるだけ広げ、横長に開けて発音します。
口の形は「イ」のときのように横に広げながら、声を出すときには「ウ」の音を出すイメージです。
唇をすぼめないように注意し、口の奥からしっかりと音を響かせましょう。

韓国語の母音「이(i)」は、口角を横に引いて発音します。
唇をすぼめず、自然に横に広げるのがポイントです。
日本語の「エ」の口の形で「イ」と言うようなイメージを持つと、より正確で明瞭な発音になります。

まとめ

ハングルの母音は、たった10個だけです。

口の形を意識しながら何度も練習してみましょう!

次回は、[ハングル入門②] 韓国語の二重母音をマスターしよう! で二重母音を見ていきます!

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