この記事は、韓国語の母音「ㅢ」の発音ルールを知りたい方に向けて書かれています。
韓国語の「ㅢ（ㅡ＋ㅣ）」は、単語の位置や前にくる音によって発音が変化する特殊な母音です。たとえば語頭では「의（ウィ）」、助詞としては「에（エ）」のように発音されることもあり、初心者が混乱しやすいポイントのひとつです。
本記事では、韓国語の「ㅢ」の発音ルールをまとめて、表を使いながらわかりやすく解説します。
韓国語「ㅢ」の発音ルール 一覧表
| 位置・用法 | 発音 | 例 |
|---|---|---|
| 語頭にある「의」 | ウィ |
의무（義務） 의식（意識） |
| 語中・語尾の「의」と「子音＋ㅢ」 | イ |
회의（会議） 무늬（模様） |
| 所有格「〜の」の「의」 | エ |
나의 집（私の家） 그의 책（彼の本） |
語頭の「의」はウィ
単語の最初に出てくる「의」は基本的に ウィ と発音します。
- 의무（ウィム／義務）
- 의식（ウィシク／意識）
語中・語尾の「의」と「子音＋ㅢ」の場合は「イ」
単語の途中や語尾に出てくる「의」、または子音の直後にある「ㅢ」は、「I」(イ) と発音します。
- [회의] → [회이] → フェイ（会議）
- 무늬 → [무니] → ムニ（模様）
例外も存在しますが、単語ごとに学習していると慣れてきます！
所有格「〜の」のときはエ
「〜の」を表す助詞「의」は、「에」エ の発音です。
- 나의 집（ナエ チプ／私の家）
- 그의 책（クエ チェク／彼の本）
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