[ハングル初心者講座] LESSON8 韓国語の有声音化の法則をマスターしよう

有声音化の法則をマスターしよう ハングル初心者
有声音化の法則をマスターしよう

韓国語を読んでいるときに、文字では清音なのに実際には濁音に聞こえることがあります。
これは「有声音化(濁音化)」と呼ばれる発音のルールです。


① 有声音化とは?

韓国語では、パッチムのあとに続く子音が濁音化する現象がよく起こります。
文字のまま読もうとすると違和感がありますが、ネイティブに自然に聞こえるための大事なルールです。

👉 簡単にいうと:

  • ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈ → g, d, b, j に変わる
  • 位置によって清音(カ・タ・パ・チャ)ではなく濁音(ガ・ダ・バ・ジャ)になる

② 具体例

有声音化の例
ハングル本来の読み実際の発音意味
학교hak-kyo학꾜(ハッキョ)学校
국민kuk-min궁민(グンミン)国民
신문sin-mun심문(シンムン→シムムン)新聞
앞문ap-mun암문(アンムン)前の門

③ 仕組み

  • 語頭の ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈ → 基本は 清音(カ・タ・パ・チャ)
  • 前に母音やパッチムがある場合 → 濁音(ガ・ダ・バ・ジャ)

例:

  • 가방 (kabag) → カバン(語頭 ㄱ はカ行、語中 ㄱ はガ行)
  • 보다 (poda) → ポダ(見る、語頭はパ行)
  • 아버지 (aboji) → アボジ(お父さん、語中の ㅂ は濁音)

④ 発音のコツ

  • 語頭では清音、語中では濁音
  • 日本語の「が行」「だ行」よりも軽く、息を強く出さない
  • カタカナにすると「カ/ガ」「タ/ダ」と書き分けられるが、実際には中間的な音

⑤ まとめ

  • 有声音化=清音の子音(ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈ)が濁音になる現象
  • 語頭では清音、語中やパッチムのあとでは濁音になる
  • 自然に発音するには「位置で変わる」と覚えておけば十分

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