韓国語の文字「ハングル」は、子音と母音を組み合わせることで一つの文字(音節)を作る 仕組みになっています。
この記事では、イラストにある 「組み合わせパターン」 を前提に、ハングル文字の作り方をわかりやすく解説します。
1. ハングルは「ブロック体」
日本語のひらがなやカタカナは一文字ごとに完結していますが、ハングルは 「子音+母音」=1ブロック で文字を構成します。
たとえば「가(カ)」は、
- 子音 ㄱ(k音)
- 母音 ㅏ(a音)
を組み合わせた一文字です。
2. 基本の組み合わせパターン
イラストにある通り、ハングルは以下のようなパターンで構成されます。
- 子音+母音(縦型母音)
- 例: 가(カ)、나(ナ)
- 母音が縦に伸びる形(ㅏ, ㅑ, ㅓ, ㅕ, ㅣ など)
- 子音+母音(横型母音)
- 例: 고(コ)、노(ノ)
- 母音が横に伸びる形(ㅗ, ㅛ, ㅜ, ㅠ, ㅡ など)
- 子音+母音+子音(縦型母音+パッチム)
- 例: 각(カク)、만(マン)
- 下に「終声(パッチム=받침)」がつく形
- 子音+母音+子音(横型母音+パッチム)
- 例: 곡(コク)、눈(ヌン)
- 横型母音の下にパッチムが入る形
3. ポイント:母音の形で配置が変わる
- 縦型母音 → 子音の右に配置
- 横型母音 → 子音の下に配置
つまり「母音の形」によって文字ブロックのレイアウトが決まります。
これがハングルを学ぶときの大きなポイントです。
4. 実際の例を見てみよう
組み合わせ | 文字 | 読み方 |
---|---|---|
子音+母音(縦型) | 가 | ka |
子音+母音(横型) | 고 | ko |
子音+母音+子音(縦型+パッチム) | 각 | kak |
子音+母音+子音(横型+パッチム) | 곡 | kok |
まとめ
最後に「パッチム(子音)」が入ると3文字構成になる。
ハングルは 子音+母音 を組み合わせて1文字を作る。
母音の形(縦型・横型)で、配置が右か下かに変わる。
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