[ハングル初心者講座] LESSON5 母音+子音で文字を作るルール

母音+子音で文字を作るルール ハングル初心者
母音+子音で文字を作るルール

韓国語の文字「ハングル」は、子音と母音を組み合わせることで一つの文字(音節)を作る 仕組みになっています。
この記事では、イラストにある 「組み合わせパターン」 を前提に、ハングル文字の作り方をわかりやすく解説します。


1. ハングルは「ブロック体」

日本語のひらがなやカタカナは一文字ごとに完結していますが、ハングルは 「子音+母音」=1ブロック で文字を構成します。

たとえば「가(カ)」は、

  • 子音 ㄱ(k音)
  • 母音 ㅏ(a音)
    を組み合わせた一文字です。

2. 基本の組み合わせパターン

イラストにある通り、ハングルは以下のようなパターンで構成されます。

  1. 子音+母音(縦型母音)
    • 例: 가(カ)、나(ナ)
    • 母音が縦に伸びる形(ㅏ, ㅑ, ㅓ, ㅕ, ㅣ など)
  2. 子音+母音(横型母音)
    • 例: 고(コ)、노(ノ)
    • 母音が横に伸びる形(ㅗ, ㅛ, ㅜ, ㅠ, ㅡ など)
  3. 子音+母音+子音(縦型母音+パッチム)
    • 例: 각(カク)、만(マン)
    • 下に「終声(パッチム=받침)」がつく形
  4. 子音+母音+子音(横型母音+パッチム)
    • 例: 곡(コク)、눈(ヌン)
    • 横型母音の下にパッチムが入る形

3. ポイント:母音の形で配置が変わる

  • 縦型母音 → 子音の右に配置
  • 横型母音 → 子音の下に配置

つまり「母音の形」によって文字ブロックのレイアウトが決まります。
これがハングルを学ぶときの大きなポイントです。


4. 実際の例を見てみよう

組み合わせ文字読み方
子音+母音(縦型)ka
子音+母音(横型)ko
子音+母音+子音(縦型+パッチム)kak
子音+母音+子音(横型+パッチム)kok

まとめ

最後に「パッチム(子音)」が入ると3文字構成になる。

ハングルは 子音+母音 を組み合わせて1文字を作る。

母音の形(縦型・横型)で、配置が右か下かに変わる。

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